更新頻度が低いので、たまには更新します。ゴメンナサイ。
時代は平成から令和に代わりましたね。
さて、 今回は二年前ぐらいに購入し、ずっとしまいっぱなしだったラジカセの修理です。
ラジカセといっても、ラジカセに見えないラジカセ?です。
ドーン!
パナソニックのRX-PA7 |
四角いステージのスピーカーっぽいですが、CD、カセット、ラジオ内臓です!
ギターやキーボードのアンプとしても使えるようです。
大音量を鳴らせそうな外観が特徴的です。パワーも55W。
中々、ラジカセが人気のない現代には新鮮なデザインではないでしょうか。
99年製造なので、丁度20年前ですね。
90年前後はバブル期で、各社こぞってハイエンドラジカセを出していましたが、95年以降は売れなくなったのか機能も削られ寂しくなってしまいました。
その時期において、この見た目、大きいスピーカーは久々の音質重視の機種ではないかと思います。
想像はこの辺にして、この個体はCDが全く動作しません。
ピックアップレンズが動く音がしないのです。
考えられる原因は、CDの回路に電気が来ていないのではないかと考えました。
分解してみましょう。
外観の様子。デッキ外周の8本のネジを外す。 |
裏の様子。アンテナとAUX入力以外のネジを外す。 |
ネジを外すとカバーが外れるので、基盤を固定しているネジ、AUXのコネクタを外す。 |
カバーがなくなり、整備がやりやすくなります。次にヒートシンクのネジ4本を外す。 |
ヒートシンクが外れます。後は丸印のコネクタを全部外す。これでデッキ部分が分離可能になる。 |
デッキ部分を持ち上げて裏返しの状態。 |
CD基盤に繋がるフレキシブルケーブル。両方少し引き抜いて元に戻す。ケーブル破損に注意。 |
スピーカー部分。軽く清掃しました。 |
後は逆の手順で組み立て。 |
以上であっさり直りました。
フレキシブルケーブルは接触面積が小さいので接触不良になりやすいのですね。
ノートパソコンのスリムドライブもフレキシブルケーブルの断線なのか動いたり動かなかったりという症状に遭遇します。
ケーブル断線だと同じケーブルを探さないとですね。
恐らく他の機械でも全く動かないという症状であれば同じ接触不良の可能性があります。
壊さない範囲で調べてみるのもいいのではないでしょうか。
肝心の音ですが、自然で聞きやすいです。
不自然にブーストされている感じではないので音質重視の方にオススメです。
中古の値段も1万円前後とお手頃。
デッキが故障していても外部入力でスピーカーとして。
以上、簡単な修理でした。
では、また。
メーカーサイトも残っています。取説もある。
https://panasonic.jp/radio_casse/p-db/RX-PA7.html
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